小人さん

他人を作品コピペして掲載してる外道達

 ≪くれきん≫ 最近はネットの投稿サイトで読書してるのですが、お気に入りの作家さんの作品がまるっぽコピペされて転載されているらしく、好きな作品が読めない状態です。 「小説家になろう」に投稿している美袋和仁さんの作品なんで...

もう、聞こえない

「もう、聞こえない」 誉田哲也 著

 ≪くれきん≫ 誉田さんの作品は「ストロベリーナイト」しか読んでいないので、サスペンスかハードボイルドかと思っていましたが、なんとコミカル系の幽霊ものでした。 新人女性記者・中西雪実と先輩女性記者・寺田真由の幽霊(小説で...

落日

「落日」 湊かなえ 著

 ≪くれきん≫ 湊さんの作品にはイヤミス(読後、イヤな気持ちになるミステリー)のイメージが強いのですが、この作品では希望が見えるラストになっています。 主人公のイマイチやる気のない新人脚本家の・甲斐千尋に新進気鋭の映画監...

「悲嘆の門」 宮部みゆき 著

 ≪くれきん≫ やっぱり宮部ワールドにはどんどん引き込まれてしまいます。 小生が宮部さんのどの作品でも好きな原因は、サスペンスから流れるようにファンタジーに入って行くような独自の文体にあるのだと思います。 物語の前半は主...

「黒面の狐」 三津田信三 著

 ≪くれきん≫ 刀城言耶シリーズの「厭魅の如き憑くもの」などと違ってホラー色の薄い、社会派ミステリーになっています。 前半は第二次世界大戦の戦中、戦後の日本や周辺諸国の社会情勢について歴史のお勉強です。 近衛内閣から東条...

「絶対猫から動かない」 新井素子 著

 ≪くれきん≫ 新井さんの作品なのでSFだと思ったのですが、これはホラー小説ですね。 主要人物が50代の群像劇で、各人物の一人称(自分語り)で話が進んで行きます。 中盤あたりから女子中学生達や20代の新米先生や元ヤンキー...

「片想い」 東野圭吾 著

 ≪くれきん≫ LGBTQの問題、元アメフト部員達の友情や恋愛、殺人事件を扱った作品です。 物語は元アメフト部の女性マネージャーが主人公に性同一性障害だとカミングアウトするところから動き出します。 殺人の告白、ジェンダー...

「64」 横山秀夫 著

 ≪くれきん≫ この小説は単行本で647Pと長編小説です。 警務部の広報で記者クラブに対応する元刑事の三上(広報官)が主人公です。 広報官vs記者クラブ 刑事課vs警務課 警察本庁vs県警本部 の話が永遠と続きます。 警...

「背の眼」 道尾秀介 著

 ≪くれきん≫ やはりデビュー作なので余計な文章が多いですが、ホラー作品の真髄である「背筋をぞっとさせる」ことには成功していると思います。随所に京極夏彦の人気シリーズの匂いがしますが、ご愛敬ですね。キャラクターの造形は少...

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