「64」 横山秀夫 著

あだな ≪くれきん≫

この小説は単行本で647Pと長編小説です。 警務部の広報で記者クラブに対応する元刑事の三上(広報官)が主人公です。 広報官vs記者クラブ 刑事課vs警務課 警察本庁vs県警本部 の話が永遠と続きます。 警察組織や記者クラブに興味のない方は絶対に読まない方が良いです。 小生は読了するのに長い時間かかってしまいまいました。途中で止めてしまえば楽なのですが、最後まで読まないと気が済まない性格なので苦痛でありました。。。 中盤を越えたあたりから、14年前の誘拐殺人事件の捜査で県警本部が隠蔽しているのは何なのか? 三上vs刑事課の攻防戦が始まります。終盤には新たな誘拐事件が起こるのですが、はたして14年前の誘拐殺人事件と関係性があるのか? 広報官の三上が県警組織の中で如何に立ち回るのか? 推理小説としては意外な展開もないので地味な作品だと思います。

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