≪くれきん≫
5月26日は、「レッドスーパームーン」で盛り上がった人々が多いようですが、あまり良く見えなかったようで残念でした。一年で最も月が地球に近づいて大きく見える、スーパームーンと皆既月食が重なる珍しい現象です。しかし、古来から西洋や日本など世界中で不吉な予兆と言われています。皆既月食は「ブラッドムーン」と呼ばれる方が多いと思いますが、名前の通り「血の色」をした月ですから古代の人々が不吉に思うのも頷けます。原因は皆既月食で地球の影が月を血に染まっているように赤黒い色に見せるからです。不吉な予兆で有名なのが旧約聖書に書かれた「主の大いなる恐るべき日が来る前に、日は暗く、月は血に変わる」の一文です。日本でも九条兼実の「玉葉」や鎌倉時代の「吾妻鏡」に月蝕(月食)の記述が多くあります。当時は密教のお経を唱えて月を見ないようにしたとあります。「かぐや姫」のお話から女性は月を見てはいけないと言う話もありますね。また潮の満ち引きは月の引力によって起きているので、月によって女性の体内にある水分が引っ張られて、満月に近い日に生理がくると出血量が多くて、新月に近い日に生理がくるとデトックス作用(有害な毒物を排出させる)が高まるといった話もあります。どうか新型コロナ騒動が悪い方向に行きませんように🙏🙏🙏