サイト管理者泣かせの「IPv6」

あだな ≪くれきん≫

サイト運営をしていると必ず荒らし対策に直面するのですが、今まではIPv4でしたのでIPアドレスでのアクセス制限が容易に出来ていました。 IPv4は(例:192.168.1.123)3つのドットで区切られた4部分を一組として表されていて、同じ荒らし君の下2組が変わっても、上位2組でアクセス制限をかけることが出来ました。 IPv4はアドレス総数が役43億ですが、インターネットの普及により、現在ではIPv4だけではアドレスの数が足りなくなるという状況が発生してきました。そこで次世代のプロトコルとして登場したのがIPv6(例:0000:0000:0000:0000:0000:ffff:c0a8:017b)です。 IPv6のアドレス総数はIPv4よりもはるかに多い約340澗です。 しかし、IPv6のアドレスにアクセス制限をかける場合はアドレスの全て記述する必要があります。 つまり荒らし君がインターネットの接続を繋ぎ直せば自動でIPv6のIPアドレスが無限に割り当てられるので、果てしなきイタチごっこが続くことになります。 それじゃあ、ホストでアクセス制限すればいいじゃないか? となりますが、例えば「au-net.ne.jp」でアクセス制限した場合、auのユーザー全てをアクセス制限してしまうわけで、サイト運営者としてはやりたくないですよね~。 まぁしつこい荒らし君の場合は仕方ないかもしれませんが。 それとIPv6の場合はホスト名は出てきません。 しかし、IPアドレスからプロバイダーを割り出して、各プロバイダーに割り当てられたIPを調べることが出来ます。 詳しく説明すると荒らし君に裏をかかれる恐れがあるので・・・しばらくはIPv6の対応に慣れるまで時間がかかるかもですねー。

荒らし君

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