≪くれきん≫
ホームページとSNSやblogの違いは、自分の好きなようにページを作れるか否かです。
小生のようにSNSやblogの運営会社が決めたデザイン、プログラム、ガイドラインが嫌だという人は自分でホームページを制作します。難点はSNSのように苦労しなくても集客できるツールと違ってお客さんを集めるのに時間がかかるということです。
ホームページを作るなら多くの人が見てくれないと意味がありませんよね。
どういった内容のサイト(ホームページ)にするのかを事前によく考えて、内容に関連するキーワードをチェックして人気の高いワードをホームページのアドレスに入れるようにしましょう。「次元の彼方」の以前のアドレスは http://zigennokanata.chobi.net/ ですが zigennokanata の部分に人気の高いワードを入れると検索で自分のホームページを見に来てくれる人が多くなります。私の場合はここで失敗しました(笑) 「次元の彼方」で検索して来てくれる人はホントに少ないです。ワードの人気を調べるにはグーグルトレンドを利用します。具体的な検索回数は確認できませんが、同じような意図のキーワードの場合、人気の高い方を選択した方が良いと思います。
無料のサーバーと契約する
ワードを選択したら次は、無料のサーバー(ホームページスペース)を選んで契約します。契約の際にホームページのアドレス(URL)に選択したワードを入れて下さい。無料のサーバーの場合はユーザー名がアドレスになることが多いのでユーザー名を選択したワードにしておくと良いと思います。 無料のサーバーにはヤフージオシティーズ、FC2WEB、エックスドメインなど色々ありますがほとんどの場合ホームページに強制的に企業の広告が表示されます。私は広告が表示されるのが嫌でchobi netを利用していましたが、個人運営の無料サーバーの場合は資金面などで途中で運営中止になってしまうケースが多いのであまりお勧めしません。
無料のサーバーを選ぶ目安として、容量は1GBは欲しいですね。CGIの他にPHPが使えるサーバーか確認した方が良いと思います。CGIやPHPはWEBで動作するプログラムのことです。「次元の彼方」の場合は掲示板やチャット、占いなどで使用しているのはPHPプログラムです。ある程度サイト(ホームページ)の運営に慣れて来たら独自ドメインを取得して、有料サーバーに引っ越しする事をお勧めします。
ホームページを制作する
WEB上でホームページを表示させるためにはサーバーにトップページ(index.html)を置かないと表示されません。
ページを制作する方法には・ホームページ作成ソフトを使う・メモ帳やテキストエディタなどを使う・サーバーのファイルマネージャーを使うなどがありますが、ホームページ作成ソフトの場合は余計なHTMLが多くてホームページが検索結果に上がって来ることが少ないです。HTMLとはウェブページを作成するために開発された言語です。
ファイルマネージャーの場合は自分のPCにファイルデータが残らないのでダウンロードしないといけませんし、ネットに接続した状態でないと利用できません。
私のお勧めはフリーで配布されているホームページのテンプレートをテキストエディタを使って改造することです。最近はパソコン、スマホ、ガラケーの全てにおいてホームページが表示されないと皆さんに見てもらえないです。その様なプログラムを作成するのは大変な労力が必要です。また、CSS(スタイルシート)の知識がないと無理です。
参考に「次元の彼方」では国内ではTemplate Partyさん国外ではFreeHTML5.coさんのテンプレートを使用しています。テンプレートを選ぶときはレスポンシブ(パソコン、スマホ、ガラケー対応)のテンプレートを選んで下さい。
とりあえず index.html を作成してFTP接続でサーバーにアップロードして見ましょう。アップロードとはプログラムやデータを、手元のコンピュータから、ネットワーク上のサーバーに転送することです。アップロードにはフリーのFTPソフトで「FFFTP」を使います。ダウンロードはこちらからできます。「ffftp」の使い方はこちらをご覧ください。ブラウザ(IE、Edge、Google Crome、Safariなど)のアドレスバーにあなたのホームページのアドレスを打ち込んでページが表示されれば成功です。
ページの制作を始めると・背景画像を変えたい・文字色や大きさを変えたい・この部分を中央に表示したいなど色々な問題が出てきますが、ほとんどの場合はネットで検索すれば解決します。
ホームページのアクセスアップをする
先ずはアクセス解析のプログラムを設置しましょう。サーバーで用意されている場合が多いですが、ほとんどの場合が自分のアクセスを除外する機能がついていません。当然のことですが自分のアクセスは一番多いわけですから除外できないと正確なアクセスがわかりません。
私のお勧めは「Lunalys」です。フリーのアクセス解析ソフトで非常に高性能です。ダウンロードや設置方法はこちらをご覧ください。
アクセス解析が設置できたらページの<head> ~ </head>内にあるmetaタグをチェックしましょう。
重要なキーワードを検索エンジンに伝えるmetaタグです。
<meta name=”keyword” content=”ここにはページのキーワード1,キーワード2,・・・”>
サイト紹介文を検索エンジンや検索ユーザーに伝えるmetaタグです。
<meta name=”description” content=”ここにはページの紹介文”>
この二つのmetaタグは皆さんに自分のホームページを見てもらうためには非常に重要ですので慎重に記述しましょう。
最近ではSNSからのアクセスは無視できないので下記のタグも追記しておきましょう。
<meta property=”og:titlt” content=”ここにはページのタイトル”>
<meta property=”og:type” content=”ここにはページの種類”>
<meta property=”og:url” content=”ここにはページのURL”>
<meta property=”og:image” content=”ここにはページを代表する画像”>
<meta property=”og:site_name” content=”ここにはサイト(ホームページ)の名前”>
<meta property=”og:description” content=”ここにはページの紹介文”>
上記の記述ができたら、ページ内コンテンツを完成させます。制作したページに構文エラーがないか確認したら、サーチコンソールに登録して制作したページをGoogleの検索結果で表示してもらいましょう。現在はYahooを含む多くのサイトがGoogleの検索エンジンを利用していますのでGoogleの検索結果で上位表示されれば多くのアクセスが期待できます。構文エラーの確認は各ブラウザの拡張機能で「HTMLエラーチェッカー」を追加すると構文エラーが簡単に確認することができます。
サーチコンソールの登録方法や使い方はこちらをご覧ください。
以上が無料でホームページを制作するための最初のステップです。アセらずにのんびりと頑張ってください。